誰もが一度は手にしたことのあるハイブランドといえばルイ・ヴィトンを思い浮かべる方が多いでしょう。今では知らない人はいない超有名ブランドですが、その存在は“沈まないスーツケース”よって瞬く間に注目を浴びるようになりました。そしてスーツケース以外にも多くのバッグを作っているルイ・ヴィトンには様々な種類があり、眺めているだけでも幸せな気持ちになれます。
今回はそんなルイ・ヴィトンの中でも不動の人気を誇るネヴァーフルについて解説していきたいと思います。「どれだけ荷物を入れてもいっぱいにならない」をコンセプトにしたネヴァーフルは多くの人を虜にしておりその存在は絶大です。老若男女問わず使うことの出来るデザインは魅力が満載なので、そんなネヴァーフルの可能性を詳しく解説していきます。
■ネヴァーフルとは?
ルイ・ヴィトンを代表するネヴァーフルですが、その名の由来は先程もお伝えしたように「荷物がいっぱいにならない」=【Never full】からきています。トートバッグのサイズ感に大きなマチは確かにどれだけ入れてもいっぱいになる気配がありません。またルイ・ヴィトンの中でも比較的安価なバッグでもあるので、若い方でも手に入れやすく、爆発的な人気を誇ってきました。
発売を開始したのは2007年から。ネヴァーフルは、比較的新しいバッグの種類です。当初はモノグラムから販売しており、次第にダミエやエピなどのデザインが追加されていきました。ネヴァーフルはサイズやカラー展開が豊富なので、お気に入りを見つけられる可能性がとても高い商品です。またネヴァーフルには様々な改良が行われているので、常にユーザー目線に立った素晴らしいバッグを手にする事が出来ます。
・ネヴァーフルってどんなバッグ?
ネヴァーフルの魅力は“大容量の収納力”にあります。ハイブランドのバッグといえば大きすぎないサイズや、実用性よりもビジュアルを重視しているデザインが多い傾向ですが、ネヴァーフルはスタイリッシュなデザインでありながら収納力も抜群という“使いやすさ”にこだわって作られています。現在ではトート型のバッグは定番化してますが、発売当初は斬新なデザインと値段の安さに大きな関心が寄せられました。
大きなバッグのボディに対して細身なハンドルは一見頼りなく見えますが、このハンドル1本で100kgの重さに耐えられる頑丈さを持っています。その秘密は、1枚の厚みがある革を2本の縫込みで仕上げているからです。革製品のハイブランドとして信頼のあるルイ・ヴィトンならではの伝統技術がここで生かされています。
またネヴァーフルの魅力として、“とにかく軽い”ことが挙げられます。大きなバッグを使う時は中に入れる荷物が増えるのは当然の事。バッグ本体がどれだけ軽いかで負担は大きく変わってきます。そしてネヴァーフルにはシンプルでありながら機能性も備わっているので、細かな荷物は内ポケットに入れたりバッグ上部に付いているホックで荷物の飛び出しを防ぐことも可能です。
・ネヴァーフルの誕生秘話、歴史
2007年に登場したネヴァーフルは、荷物の多い現代人のニーズにしっかりマッチしたバッグとして人々の目にとても斬新に映り、ハイブランドへの安心感とたくさんの荷物が入る利点で多くの人を夢中にさせました。実用性のあるハイブランドのバッグとして発売されたネヴァーフルは当時、即完売になるほどの人気ぶり。その人気の高さは現在も続いており、それに伴い様々な改良が施されてきました。
改良された主な点として
- ポーチの付属
- ライニングの模様とカラー
- 価格
が挙げられます。どれもネヴァーフルの価値を大きく変えた改良点です。ここから詳しく解説していきます。
・ポーチの付属-今までの小物の収納は内ポケットのみでしたが、バッグと同じ柄のポーチがつくようになりました。シンプルでかさばらないので何かと便利なところが特徴です。
・ライニングの模様とカラー-以前はブランドロゴが筆記体でしたが、今はゴシック体になっています。ロゴだけでなく内側の柄も、以前はストライプ+ルイ・ヴィトンのお花でしたが今はストライプのみになっています。またバッグ内部のカラーはベージュのみでしたが、今では赤とピンクが仲間入りしています。
・価格-もっとも大きい改良点が“値段”です。改良により発売当初の2.5倍の値段がついたことで、当時に購入したかった方と感じる方もたくさんいるのではないでしょうか。しかし現在では当時のモデルは販売されていないので、どうしても欲しいとなると中古品になってしまいます。とは言っても、改良されたデザインの方が利便性もデザイン性も高いので、よほどのこだわりが無い限り現行品を手に入れるのが無難でしょう。
■ネヴァーフルのサイズの種類は?
機能性に優れているネヴァーフルですが、そのサイズ展開は3種類あります。自分の用途にあったサイズを選べばとても使い勝手の良いバッグになるはずです。サイズが変わればバッグの重さも変わってくるのでその辺りもチェックしてみることをおすすめします。
・ネヴァーフルPM-一番小さなサイズがこのPMになります。小さいと言っても、ネヴァーフル自体が大きなバッグの部類になるので、A5サイズのものは余裕で収納可能です。PMは小ぶりなトートバッグが欲しい方におすすめです。
・ネヴァーフルMM-ネヴァーフルのサイズで最も一般的なサイズがMMになります。A4サイズのものを楽に収納出来るので、仕事やお子さんがいるお母さんにもぴったりな大きさです。
・ネヴァーフルGM-とにかく荷物が多い方や大きなものを持ち出したい時に便利なのがGMサイズです。旅行にも使えるほどたっぷり収納ができるサイズで、色んな場面で使うことが出来ます。また重たいものを入れても頑丈なハンドルがしっかり支えてくれるので安心です。
■ネヴァーフルの素材は?
ルイ・ヴィトンを象徴する素材から、パッと見では何か分からない素材まで、多彩な顔触れがあるのもネヴァーフルを選ぶ時の楽しみの一つです。どの素材を選んでも丈夫さに定評があるので好みの素材を探してみて下さい。それでは、一体どんな素材があるのか詳しく解説していきます。
・モノグラム
ルイ・ヴィトンの定番でもあり、一番最初にネヴァーフルで発売された素材になります。LVのブランドロゴと、日本の家紋のようなデザインの花柄は、鉄板中の鉄板です。モノグラムはネヴァーフルの中でも選ばれることの多い素材です。
・ダミエ
落ち着いた印象を与えるダミエも、ルイ・ヴィトンの素材として高い人気を誇っています。日本の市松模様をイメージした濃淡あるデザインは、シンプルかつ上品に映え、飽きることがありません。ダミエは、モノグラムと1,2位を争う人気の素材です。
・エピ
パッと見だとルイ・ヴィトンだと分からない素材のエピは、印象的なカラーが魅力的です。カラーバリエーションも豊富で、ブラックからビビッドな明るいカラーまで幅広くあり遊び心を感じます。エピは2013年から登場した素材のため、定番感よりもトレンド的な要素を持っています。
■ネヴァーフルにはどんなカラーがある?
素材によってカラー展開が異なるネヴァーフルですが、一体どんなカラーがあるのでしょうか?
ここからは、定番のカラーから意外と知らなかったカラーまでお伝えしていきます。
・ブラウン
ルイ・ヴィトンといえばブラウンと言っても過言ではないほどブラウンカラーはオーソドックスなカラーです。温もりあるブラウンは、ネヴァーフル以外にもほぼ全てのルイ・ヴィトン製品に使われているカラーになります。
・ホワイト
女性に人気の高いホワイトカラーは、素材のバリエーションも多く近年持たれている方の多いカラーになります。柔らかなホワイトはブラウンとはまた違った温もりがあり、使い勝手の良い色味なので色々なシーンで気軽に使えることができます。
・ブラック
シックな印象を与えるブラックは、ホワイトカラーが好評だったのを受け作られたカラーです。主にメンズアイテムに多いのですが、ネヴァーフルではダミエとエピにブラックカラーのラインナップがあります。またブラックより優しめのネイビーも人気で、大人なネヴァーフルを楽しみたい方におすすめのカラーです。
・ピンク
ビビッドなカラー人気も高いネヴァーフルですが、特にピンクやレッドを買われる方が多いようです。確かに女性は可愛いピンクやセクシーなレッドの小物を持ちたくなりますよね。パキッとしたカラーのネヴァーフルは、コーデの主役にしても良いし、差し色にも使えるので案外使い勝手が良い色味なんですよ。
■あなたのベストバッグにネヴァーフルを
ルイ・ヴィトンの定番ネヴァーフルの魅力についてお伝えしましたが人気の理由が分かりましたね。ネヴァーフルはデザインや色味の良さなどもちろん、とにかく実用性に優れているので、私生活のみならず仕事や旅行でもこれ一つで大丈夫なのは、忙しい私たち現代人にとってとても助かります。 頑丈であったり素材が素敵なところもポイントですね。 素材やサイズ、カラーバリエーションはとても豊富なので、一度探しに出れば自分好みのネヴァーフルに必ず出会うことができるでしょう。
そしてネヴァーフルは、クリエイターとコラボしたデザインも多く販売しているため、人と違ったバッグを求める方にはこちらもおすすめです。定期的に限定デザインやコレクションが発表されるのでチェックしてみて下さいね。
デザイン性も利便性も兼ね揃えるネヴァーフルはあなたの人生を豊かに彩ってくれますよ。ぜひあなたのベストバッグに選んでみて下さい。